7月 2日

ご旅行帰りのIさんがさっきお土産を届けてくださった。信州から飛騨に廻って楽しまれたご様子。
飛騨の蓬莱というお酒には、番外品というタグが付いていて、非売品と書いてある。でも、売ってたんだよね〜(笑)他にも、見たこともないくらい太くておいしそうなアスパラガスや山くらげや・・・そして、馬刺し!実は旅の途中にいただいた「鯉はお好き?」とのメールに「恋は得意だけど鯉はちょっと・・・馬の方がいいかなぁ〜」なんて能天気なお返事をしてしまったもので(^^;好物の馬刺しを持ってきてくださった。それも、たてがみ(写真の手前の白い脂の部分・珍味なり)付き!
今から日本酒で宴会って訳にはいかないので、お酒は夜のお楽しみとして、昼ごはんはアスパラゆでて、おいしい馬刺しをいただきましょう。
今年の下半期も、痩せる暇なし!?いえいえ、馬肉は低カロリーだもん、大丈夫だい!
 7月 6日
パソコンの不調で、メールもネットも出来ない状態だったが、結構時間かかりつつも、すっきり。 長くパソコンの前に居たので、肩が凝って眼もしょぼしょぼ状態。 パソコンの不調で体調まで壊してしまわぬよう、気をつけなければ(^^;
一昨日は兵庫のお友達が手作りの梅味噌と牛肉の山椒煮を送ってくれた。 愛の宅配便の中には乾燥梅干や黒豆茶も入っていて、夏を乗り切るのには最高。 そのお友達、明日2007年7月7日にボーイング777に乗って(!?)上京する。七夕様の明日は久し振りに元気な顔に会えるかな〜〜 7並びの明日は、なんだか良いことが待っていそうな気がする。
「うれしさや 七夕竹の中を行く」(正岡子規)
 7月 8日
牽牛織女が天の川を渡れるのは、 鵲(カササギ)が羽を広げて橋を作ってくれるからなんだって。 それから、男女の仲を取り持つものを「鵲の橋」と呼ぶようになったんだとか・・・夢のあるお話。
この鵲、今でいう青鷺のことをさすそうで、青鷺は翼を広げた大きさが日本に居る鷺の中で一番大きいんだとか。 昨日は鵲の橋を想像しながら、曇り空を見上げた。
昨日、ぞろ目の2007年7月7日、7時に集合をかけてくださったNさんのおかげで、ライヴを聴きにきてくださった方も居たし、七夕のように年に一回というわけではないけれど数ヶ月振りのお顔とも会えて、嬉し楽しの夜を過ごした。
年に一度の逢瀬の織姫と彦星の日の・・・出会いと思い出に、感謝。
 7月 9日
先週の金曜日の朝、朝顔の鉢を持った女性とすれ違い、入谷の朝顔市が始まったんだなぁと夏を感じていたら、今日からは浅草のほおずき市が始まる。「酸漿」は漢名で、すっぱくて苦いからだそうだけど、怪しげな赤いちょうちんのイメージから「鬼灯」とも書かれるようになったそうだ。
ほおずきの実をゆっくりほぐして中を取り出し、口に含んで鳴らす親を見て真似したけど、ぜんぜん音が鳴らなかったっけ〜 今やってみても無理だろうな。口笛も吹けないし、鳴らすものは苦手である(^^;
今日から銀座3連荘のライヴ。7丁目、8丁目、新橋へと・・・3日間続く。きっと沢山の浴衣姿の夜の蝶(←死語ですね)とすれ違うことだろう。夏の風物詩の涼しい音をふりまく風鈴売りのおじさんとも出会えるかな・・・
 7月12日
「ピアノの練習を1日怠ると自分にわかり、2日で批評家、3日で聴衆にばれる。」と言ったのはルービンシュタインだったか・・・歌の場合は咽喉を休めようとオフの日などは全然声を出さない時もあるが、楽器を職業にする人は毎日練習が当然のことなのだろう。ステージで吹いているハモニカ(クロマチックハープ)は、練習すればするほど上達するはずだと判っていて、一日5分でも10分でもいいから毎日続けなくてはと思いつつも、なかなか続けられない駄目な私である。
連休明けからは札幌での一週間の生活が始まる。部屋に電話もパソコンも無い、訪問者もいない非日常の中、毎日練習のいいチャンスである。久々にたっぷり有り余る時間を、練習に当てようと思っている。・・・と思いつつも、久々に会える人達と遊びほうける予感も少々(^^;
 7月15日
パリ在住のUさんの、昨日の写真の一部である。
パリは真夏日の中、革命記念日の催し物が沢山あったようだ。
午前中はシャンゼリゼでの軍隊行進 、夜はエッフェル塔を中心とした場所で大統領、閣僚も居並ぶ架設ステージでコンサートが開かれ、国民に向けて新大統領のメッセージが発信される、日が落ちてからは恒例の大花火大会、10万人を越す人出が予想されている、とあった。
なにしろ、昨日は教室の日だったのでこれらのニュースを見聞きすることも無く缶詰状態の日。エッフェル塔はもちろんセーヌ川の写真や花火の打ち上げ準備の写真なども拝見しつつ、夏真っ盛りのパリに思いを馳せた。
真夏の青空のパリと違って東京はずぼっと台風の中の連休である。我が故郷の水不足は解消されたようだが、各地の台風の被害が少ないようにと祈っている。





 7月16日
台風一過とおもえば、今度は大きな地震。育った四国では、台風には慣れているが地震は少ないので、いまだに怖ろしくて仕方がない。ただし、今朝はエアロビクスで飛び跳ねていたために、ちっとも気がつかなかった。終わってから、トレーニングルームにあるTVを見てびっくり。被害が少ないようにと祈らずにはいられない。
今日はスポーツセンターでは「親子で登ろう、クライミングフェスタ」という催しが始まっていた。知り合いの親子さんは去年優勝、今年も参加なさっている。今頃登り始めた頃だろうか。天井までの壁をスイスイ登っていく子供たち、それに比べて親御さんの方が苦労なさっているようだ(^^; 体重が軽い方が有利で、腕の力もかなり必要だと思うこのスポーツ、私には絶対に無理だろうけれど、協賛に並んだ名前に「(株)エバニュー」と、知り合いの会社の名前が出ていて嬉しくなって携帯で一枚写真を撮ってきた。
さぁ、明日からは札幌、運動不足にならないよう沢山散歩をしてこようと思っている。行ってきます。

《スポーツセンターの壁》
 7月19日

《窓から見える中島公園》
到着したら、なんと爽やかなこと!20℃前後の日が続く札幌は、夜などは持ってきたものを重ね着している。
銀座と同じく街を流している風鈴屋さんの風鈴の音色が寒々しく響くくらいだ。
街を見渡すと、歩いている人は地元の人と旅行者にぴたっと別れる。女なので客引きさんにピタッと寄り添われることは無いけれど、あの人達は観光客を見抜く目はすごいらしい。自分を振り返ると、どうも地元の人間でもなく観光客でもない中途半端な感じ(^^; 昼間歩いていると観光客に間違えられるし、夜仕事に向かう時にはしっかり地元の人間の顔になっているようだ。これはお食事処などのチラシの手渡され方でわかる。
さぁ、昨日は地元の顔で久し振りの方達をお迎えしたし、今日はこれから観光客の顔で懐かしいお客様とランチ。爽やかな日々は忙しく過ぎていく。
 7月20日

 《道立文学館にて》
昨日は道立文学館で「太宰治の青春」展を見てきた。太宰生誕100年、没後60年ということだが、桜桃忌からさくらんぼの時期に生まれたのは知っていたが、6月19日に生まれ、40歳その命を絶った玉川上水で遺体が見つかったのも6月19日だったそうだ。
「津島修治」であった頃の友人に当てての手紙や、ノートの落書きなどを見ると、繊細な感性や知性ももちろんだが、道化の部分も沢山残っていた。青年の頃の写真は、なかなかの美形で、どこか斜に構えていたり、せつない眼差しをしていたり、作家誕生の片鱗を伺わせるものが沢山あった。
「撰ばれてあることの恍惚と不安と 二つわれにあり」まさに、そんな人生だったのだろうが、この言葉久し振りに思い出した。
晴天続きだった札幌、今日は曇り、気温20℃の涼しさ。毎日10000歩以上歩いている。食べ過ぎ飲み過ぎ、そして風邪に注意の日々ももう半ばである。
 7月21日
北海道の夏は短いから、みんな目一杯楽しもうとしている様子が伺える。地下鉄にはひと車両に2個ずつ風鈴が飾られたそうだ。
昨日は恒例大通公園のビアガーデンがオープンした。この肌寒さでは・・・と思ってしまうが、ものともせず皆さん、よく飲んでらっしゃる。真冬でも生ビールの美味しい土地柄だけのことはある。
夕方には宿舎の傍の河原で花火大会があり、こんなに集まるの〜〜という位の人出、ずいぶん浴衣姿の人達を見かけた。
さて、今日から歌のお仲間Jちゃんが宿舎に滞在する。明日の休日は一緒にどこへ行こうか、楽しみである。
それにしても、毎日映画三昧「モンパルナスの灯」「ブラックブック」「ドレスデン運命の日」「ボンボン」という、東京で見逃した4作品を観られたのは嬉しいこと。毎日久々のお客様達が聴きに来てくださるのも、幸せなこと。後二日間のステージも、精一杯努めなくては!そして、お土産の買出しや宅配便作りにも取り掛からないと・・・一週間は、やはりアッという間だ。
 7月24日

 《オーシャンヴュー》
21日は、いつもお世話になっている札幌のご夫妻の経営なさっている「サフォーク大地」で刺身をはじめ国産サフォーク羊をご馳走になり、終わってからももう一軒の活たらば蟹お店「花咲」で海の幸三昧の大宴会をしていただいたりと、ご馳走三昧の日だった。
朝までJちゃんと語り明かし、のんびりと小樽に出発した日曜日も、爽やかな青空が広がっていた。小樽ヒルトンのレディースプラン、オーシャンヴューの部屋でくつろぎ、夜のコース料理と朝のバイキング料理、アロママッサージまで付いて、リーズナブルなお値段に大満足。小樽運河や硝子館、オルゴール館などを巡り休日を満喫した。
最終日を終えて戻ってきたら、なんと暑さがしみることよ〜〜
さぁ、今夜は横浜でライヴ、荷ほどきして仕事モードに、いざ突入!
 7月27日
一ヵ月後の新橋演舞場の舞台で着るドレスが出来上がった。M子さん作だが、 生地選びからご一緒してくださり採寸も丁寧なこと! 一発でフィット、どこもお直しするところが無くてぴったり、ブラボー♪
そして、そのドレスを見ながらH子さんが、予行演習で髪を結ってくださった。大きな舞台のヘアメイクは、いつも彼女が色々アイデアを出してくれる。
こうしてお力を貸してくださる皆さんのお陰で、楽しく舞台に立てる幸せ、感謝です。
終わってから3人で、食事会に突入。 2年位前から行きたかった旗の台の「鳥樹」というお店。タイミングよく空席があって、美味しい鶏をいただいた。鳥皮やレバー、冷しゃぶ、たたきののったサラダ、オニオンスライス、特大もも焼きにスープ。飲めないお二人もグラスビールで乾杯、桜色〜 私はもちろんジョッキ、顔色変わりませ〜ん(^^;そのあとは焼酎もいただいた。もも焼き、かなりのボリュームだったので、写真載せてみました。出来上がったドレスの写真は・・・これは当日までヒ・ミ・ツ (^_-)-☆  チケットあと数枚ございま〜〜す!


《特大もも焼き》
 7月30日
雨が上がったかと思うと、すぐに蝉の大合唱が始まった。階段で後ろから迫ってくる若い女の子のミュールのけたたましい音と違って、蝉の泣き声はちっともうるさくない(^^;夏真っ盛りの気分にさせてくれる。
夏が似合う和菓子を頂戴した。いつも美味しいものを作ってお招きくださるY子さんの手作りである。手前の石を敷き詰めた川の中に鮎が泳いでるさま、判っていただけるだろうか?可愛くてもったいなくて、しばしながめてから、パクリ!もちろん美味〜〜(^_-)-☆
Y子さんは、ベターホーム協会でお料理を教えていらっしゃるのだが、ご自分もいろいろ教わってもいらっしゃる。
いつもチャレンジしている魅力的な女性だ。今は和菓子を習っているご様子。季節感漂う、美しいお菓子、ご馳走様でした。
(DiaryのTOPに戻る)