5月 1日

《和製鈴蘭の芽》
今日は鈴蘭の日。
フランスでは5月1日にMuguet(ミュゲ=すずらん)を贈ると幸運が訪れるという言い伝えがある。
去年札幌から我が家に持ち帰った和製すずらんが芽を出しはじめ、ドイツすずらんがひと足遅れて追いかけている。
若葉もまばゆくて元気をくれる。
今日は、チョン・ミョンフン指揮 ベートーヴェンの「英雄」を聴きにいくので、更に元気になれるかな。

最近我がHPに「Special Live」というコーナーを作って、イヴェントのチラシをスキャナーで取り込んで載せ始めた。
それをご覧になった方からメールが・・・
6月12日のグリーンホール相模大野の巴里祭の出演者、女性29名のうち28名が名前に「子」がついているのは珍しい、との事。ほんと気が付かなかったけど、おっしゃるとおり、今時珍しいこと!でも、だからって出演者が結構な歳ってわけじゃありませんよ(笑)「みか」とか「りさ」とか「なな」とかが似合う歳でもないかもしれませんが・・・どうぞ、確かめに来てください♪
5月 1日 その2

今、愛くるしい
Muguet(ミュゲ)が
届きました。
幸せと一緒に!
上のような日記を書いていたら、ピンポーンとドアチャイム。
いつもの宅配便のお兄さんから笑顔で手渡された大きな箱を開けたら、、、
可愛い姿と馥郁たる香り〜
幸せを運んでくれるすずらんの花束でした。
開けたとたんに、胸がじぃ〜〜んときちゃいました。
これでこの一年、私の幸せは確実です(笑)。
Hさん、素敵なプレゼントをありがとうございました♪
5月 4日

《Dimples2号》
毎日いい天気が続く今年のゴールデンウィーク。私もすこぶる能天気に過ごしている。
音楽を聴きにいったり、美味しいものを食べたり飲んだり(これは曲者、体重計が怖い!)トレーニングジムに行ったり、、、
そして、私にとっては大きな出来事、2台目のパソコンが我が家にやってきた。前のDimples1号よりもでっかいデスクトップ型、名づけてDimples2号。机が狭くなったが、画面は大きいし色もきれいだし♪なんだか事務所を開いたようで、にんまりしつつパソコンの前に座る時間が多い連休でもある。
肩こりと目の疲れに気をつけなくっちゃ〜〜
5月 8日


《あまいろそよそよ Click!》
大学時代のクラブの部長だった先輩が、数年前の写真集『空に開いたプール』に続いて本を出版された。
「点訳研究会」から始まり、卒業後はコロニーで働き、その後知的障害をもつ方のための施設「あじさい学園」を作られ、福祉活動をなさっている。その福祉施設の20年の歴史が詰まっている本だ。
CD「あじさいテレフォンメッセージ」が付いているが、この声のメッセージを聴くと、彼らの純粋な声に、なくした大切なものがよみがえってくるようだ。忙しがっている自分がちょっと足を止めて素直な子供に戻っているような、そんな気がして・・・。(電話だと0280−48−0432から聴ける。)
秋山先輩ご夫妻やスタッフの方たちのご努力や熱意にも思いをはせつつ、『天色(あまいろ)そよそよ』を読み始めたところである。
私の文章もちょっとだけ載っかってます。【あじさい学園HP】Click!
5月 9日
ここのところ日曜ごとにイヴェントのリハーサルが入っている。昨日は田園調布にて、6月4日の伊豆高原、人形の森美術館の(残念ながらも閉館するそう・・・)ファイナルコンサートのリハだった。
その日ご一緒する斎藤夕希ちゃんとは、何度かライヴでご一緒しているけれど、聡明で、それなのにおっとりとしたところがあって、とても愛くるしい女性である。彼女は同世代のお友達と「ザ・ピーナッツ」ならぬ「ザ・カシューナッツ」というユニットでも歌っている。彼女とのたくさんのデュエットが今回あるのだが、相方が変わっただけで「こまどり姉妹」になったといわれぬよう、がんばらなくっちゃ!この二人組の名前募集しようかな・・・!?共通点、二人とも同じ大学だったし、二人とも両エクボだし、なにか良い名前はないかしら。
5月12日

《我が家のすずらん》
外は曇りだけれど、気分はどんよりせずに前向きになれる、今日はそんな日。
CD発売のご案内状や封筒の印刷等々事務処理に大忙しで、ぼぉっとしていられないからかもしれない。
それに北の国からお仕事の電話が続いているし・・・。7月のあたまに函館、9月末には苫小牧が決まった。両方とも久しぶりに出演である。
ベランダでは、札幌生まれの和製すずらんやブライダルヴェールが白く小さな花をつけ、どこから種が飛んできたのだろう、植えたつもりのないスミレが、可憐な花を咲かせている。
明日は13日の金曜日。
こういう日は、悪いことではなく、えてして良いことが起きる、と思う楽観主義者の私。
5月14日
山のようなご案内状の一筆書きで、右肩がパンパンにこっている。
元々が左利きなので、こんな時に左手に持ちかえが出来ればいいのに、小さい頃に箸と鉛筆だけは右手に変えさせられたために、今さら使えない。(隠れた特技で、左手で鏡文字はしっかり書けるのだが・・・)
やることが多くて、頭がいっぱいいっぱいだからか、昨日は変な夢を見た。
ものすごい二重あごの私が夢に出てきて、ステージでブーイングされている夢。夢から覚めてすぐに、自分の顔を鏡に映してまじまじ見てしまった。なんとなく、自分の顔を自分で携帯でパチリ!本当は横顔を(あごを)写したかったがうまくいかず、真正面から・・・。見ようによってはオカマに見えるなぁ(汗)表情だけでも女らしくしなきゃ、などと思う。
あまり長いこと鏡の前に座るタイプじゃないが、人目にさらされてる仕事なので、たまに自分の顔と向き合うことも必要、TVのニュースで凶悪犯の顔見てて、自分の顔にはしっかり責任持たなきゃと思った日。

《指名手配に
見えない?》
5月 17日
昨日は仕事の前に、銀座のデパートで開かれている池坊展に行ってきた。
お家元の作品は、いつものことながらすごい大きさで、流木を使ったオブジェのようで勢いと迫力があった。お友達の作品も今年は自由花とかでオブジェのようだったが、オーソドックスでシンプルな作品も多く、そんな作品もいいなぁと思いつつゆっくり廻り、生花に囲まれひととき幸せな気分に浸った。
「松のことは松に習え」・・・草木の出生を素直に受け入れ、光や風や雨に応じて変化するいのちの姿を見つめなさいという教え、生花だけではなく、人の生き方にもそのまま置き換えられるような気がした。

《お家元の作品》

《お友達の作品》
5月19日

《初物》
池波正太郎の「フランス映画旅行」という本を読んでいたら、思い出が戻ってきた。
池波さんがニースからリヨンに向かう列車の中で好青年と出会うシーンに、3年前レンヌからモンパルナスに向かう列車TGVの中で隣り合わせた愛嬌のある青年を重ね合わせて、しばし思い出す。
萩原朔太郎は「ふらんすへ行きたしと思えども、ふらんすはあまりに遠し」と言ったけれど、まさにそんな気分で過ごしている日々。なかなか旅行に行く暇がないから、せめてステージでバルバラの「Gare de Lyon(リヨン駅)」歌おうかな。
可愛らしいさくらんぼが店先に並ぶ時期になった。甘い佐藤錦をいただいた。初物を食べる時には、東の空見て笑うんだったっけ〜!?美味しいものをいただいて、75日長生きできました(笑)。旅行より、食い気の日々でもある。
5月20日

 《宣伝チラシ》   
CDが山のよう、宣伝チラシもドスッと重い。郵送用のクッション封筒は軽いけれどかさばるので、部屋中引っ越してきたばかりというような、おびただしいダンボールの数。
配達してくださったオジさんが、チラシの時はすごい重さですねとおっしゃり、CDの方はいつもの宅配のお兄ちゃんなので、数の多さに驚き確認の電話が入り・・・本当にご苦労様でした〜〜。
でも、やっとすべてが完成!
すでにたくさんお申し込みのメールもいただいている。有難いこと!
さぁ、これで印税生活に突入・・・なぁんて訳がない。
コツコツと皆さんにお渡しして、聴いていただかなくっちゃ。
事務処理はまだまだ山積みであるが、発送する時に添えるお便りを、喜びの中で書いている。
これからCD行商生活(笑)がはじまる。
CD Releaceのご案内は、こちらをクリック、宜しくお願いいたしまぁす〜♪
5月21日

 《CD》   
昨日CD完成メールをお出ししたら、山ほどのメールで、CDのご予約が100枚以上。お客様やお仲間、お友達から・・・なんと嬉しいこと!こんなに皆さん発売を待っててくださってたなんて、私は本当に幸せ者である。
昨日初出演した千葉駅前のレストランでは、CDを手に入れがてらと言って、遠路来てくださったYさんとSさん、ご一緒したピアニストの川口信子ちゃん、そして初めてお目にかかったにもかかわらず買ってくださった、お嬢さんをはさんでご夫妻が円満で幸せそうだったご家族、計4枚お手渡しで、売り上げましたぁ〜〜!
今日はこれから、ご予約くださった皆さんにお送りするCDに添えるお礼状書き。明日は何人かの方にお会いしてお渡しする。明後日もお届けがてらのランチ。あぁ、忙しいぞ!・・・けど、この嬉しい悲鳴がずぅっと続くといいなぁ〜〜♪
5月23日
明日から大忙しの日々になるので、今日はゆっくりのんびり。
朝方、ダンスに行って懐かしい人達に会う夢を見たので、ふらりと映画『Shall We Dance?』を観にいった。日本版を意識したあらすじで、俳優もそれなりにピッタリの方を選んでいて、つい頭の中で日本の配役俳優さんの顔をダブらせて観たりしたが、ハリウッド版も良かった!ジェニファーロペスはチャーミングだし、リチャード・ギアも初めて彼を見た映画「ミスター・グッドバーを探して」の変な役の頃から比べていい年を重ねてて、奥さんとの場面もいい。最後には泣かせてもらった。競技会でのモダン(ワルツ)のバックで流れるのが、懐かしいシャンソン「パリの橋の下」だったのも、何気なく嬉しかったりして・・・温かく良い気持ちで帰ってきた。
昨日は、末広がりの8枚CDを買ってくださったIさんに、験かつぎで「満点」の名前の付いてる「グリル満点星」のおいしいお味をご馳走になるし、佳日が続いてる。



《Shall We Dance?》
5月25日
CDのお申し込みメール、FAX、お電話が一杯でてんてこ舞い、感想も続々と届き、嬉しくてやる気がみなぎってる。
お客様も、懐かしい方達が連絡を下さったり、遠く東京から離れたところからもたくさんご注文をいただいたり、お仲間の歌い手さんたちからも・・・胸が一杯になりつつ、発送作業を続けている。早速聴いてくださった歌手のあみちゃんは感想をホームページの日記に書いてくれた。彼女もNew CDを出したばかりだから、お互い気持ちの通じ合うところがある。順調に伸びてるこのお申し込みが、なるべく長く続きますように、と祈る日々。
伸びる一方縮んだものもある。昨日トレーニングジムで何年ぶりかに計った身長。156センチ、ガァーン!157・5センチだと思っていた。(この・5というのが微妙で、背が高くて170センチある女性が、少しでも小さく見せようと169・5と自己申告するようなもので、ほんとは157位だった私)それにしても1センチ、縮んじゃったか。少しでも止めるべく、今から牛乳飲んでも無理だよね。
5月28日
明日はまた恒例、自由が丘のマリークレール祭りの、野外ステージ。
久し振りにこのイヴェントに参加してくださるアコーデオンの桑山哲也さんは、最近女優の藤田朋子さんとご結婚、幸せな笑顔で弾いてくださるだろう。ギターの佐藤風太さんには毎回参加していただいてるが、風太と聞くと今はレッサーパンダの愛くるしい顔が浮かぶ人も多いだろう、彼はその風太くんより渋い(笑)素敵な殿方。大好きなお二人と一緒に、大好きな街でのステージ、わくわくする。ただし、「嵐を呼ぶ晴れ女」日野であるからして・・・一週間前のような夕刻の雷が発生しないことを祈りつつ、今夜もまたてるてる坊主作った方がいいかしらん。
南口にあるすてきな石畳、マリークレール通りに、是非!4時と6時から歌ってます♪
5月30日

《野外ステージ》
 《藤田朋子さんと》
今年の自由が丘のマリークレール祭りの野外ステージは、晴天に恵まれて、無事終了。
たくさんの方が足を止めて聴いてくださった。初めて聴いてくださった方達がCDたくさん買ってくださる。サインのあとで握手したら、皆さん手が冷たい。ちょっと肌寒かった中ずっと立ち止まってくださったのか、と思うと感謝の思いで胸がいっぱいになった。35年振りに会えた友達から、さっき顔をあわせたばかりのご近所の方まで、たくさんの知り合いも来てくれて嬉しい日、打ち上げのお酒も美味しかった。
アコーデオンの桑山哲也さんの奥様、藤田朋子さんも遊びにいらっしゃった。とても細やかな心くばりをなさる聡明でやさしい女性で、新婚のお二人が幸せそうで、私まで幸せ一杯、充実の日曜日だった。
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