I see trees of green red roses too
I see them bloom for me and you
And I think to myself what a wonderful world
I see skies of blue and clouds of white
The bright blessed day,the dark sacred night
And I think to myself what a wonderful world

The Colors of the rainbows so pretty in the sky
 Are also on the faces of people going by
I see friends shaking hands saying how do you do
 They're realy saying I love you

I hear babies cry I watch them grow
They'll leam much more than I'll ever know
And I think to myself,what a wonderful world
Yes I think to myself,what a wonderful world
What A Wonderful World

( この素晴らしき世界 ) 
木々は緑に茂り、赤い薔薇が咲き乱れている、私やあなたのために。
・・・とても素晴らしい世界。
真っ青な空、浮かんだ白い雲、輝いている日々、そして聖なる夜。
私達には、とても素晴らしい世界。

  七色の虹が映えわたる、道行く人々の顔に。友と友が手をとりあい

「ごきげんよう」と声をかわす。
  いや、違う・・・心から「アイ・ラブ・ユー」と。

私は、赤ちゃんの泣き声を聞き、彼らの成長を見守る。
彼らはこれから多くのことを学んでいくだろう、
私が知っていることよりも遥かに多くのことを・・・
とても素晴らしい世界、この世はなんて素晴らしいんだろう・・・
(対訳)
世界中で、信じられない事、恐ろしい事が起こっている今、終戦、原爆投下の八月に限らず、戦争という言葉は、そう遠いものではない。
世界平和を願う歌を、いろいろ歌っているからなおさらなのかもしれない。
私のレパートリーの中にも、フランスの「脱走兵」、ロシアの「鶴」、日本の「さとうきび畑」など、反戦の意味を持つ歌がある。

この「What A Wonderful World」は、CMにもよく流れていてお馴染みのメロディーだと思う。
プレスリーの歌でもお馴染みの「Can't Help Fall In Love With You」をかいた、ジョージ・デビット・ルイスの46歳のときの作品で、ルイ・アームストロングのために書かれたものである。
この時サッチモは66歳。

スタジオでイントロが演奏され始めると、サッチモが急にしゃべり始めたというエピソードが残っている。そしてそのままレコーディングされたそうだ。

・・・・・若い連中が俺に聞く。
    オヤジさん、素晴らしき世界ってどういう意味なんだい?
    世界中で起こってる戦争も素晴らしいのかい?
    飢餓や汚染は?

    だけど、このオヤジの言うことを聞いてみないか。
    俺には、世界はそれほど悪くないと思える。
    俺が言いたいことはね、、、世界は素晴らしくなる。
    そう思って行動すればね。
    愛だよ、愛、それが秘訣だよ。
    俺達がもっともっと愛し合えば、世界はとびきりいい所になるんだ。
    それがこのオヤジのずっと言っていることなのさ・・・・・

そんなサッチモに歌ってもらえて、この歌は生命を得た。そして、今も世界中で愛されている。

幸せになるためには、何かをしなきゃならない。
何かを考え実行することで、幸せに一歩一歩近づくのだと思う。
そして又、何かを「やめる」ことも、大切なことである。
戦争という愚かな行為を人類がやめる日が、早くきますように・・・。
そんな願いをこめて、大切にこの歌を歌おう。 
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