4月 2日
昨日のバースディコンサートは和気藹々の中、嬉し楽しで終えられました。すてきなお客様方に恵まれていて、私は幸せ者です。最後に私の結婚発表して、「えぇ〜〜っ!?」と客席を驚かせて!・・・エイプリルフールでした。
皆様から、今日たくさんのメールが届いて・・・ Yさんからはこんなに嬉しいメールいただきました。「アットホームでありながら、聴かすべき所は聴かす、聴く方も真剣に聴く。そこから生まれる何とも言えない空間。私も大変嬉しくて途中何度か涙ぐみました。一皮どころか二皮も三皮も剥けたヨシコ像がありました。」
ありがたいこと!皆さんから元気を貰って、明日からもがんばろうと思った良き記念日。

今日は新橋に出たついでに、懐かしきデビューの場所「銀巴里」まで行ってみる。7丁目の角には新しいビルが建ち様変わりしたけれど、銀巴里跡地という碑をみつめると、青春時代が甦ってきて胸がきゅん、いろんな人の顔も次々浮かぶ。これから銀座方面に出るたび、ちょっと遠回りしてこの碑をながめてしまいそうだ。

《銀巴里記念碑》
4月 3日
世界三大料理、中国とフランスはわかるが、もうひとつがトルコ料理だというのは意外だった。トルコといったら、ケバブとトルコ風アイスクリームが浮かぶ。ヨーグルトやスパイスが一杯使われていると聞いたことはあるが、さすが東洋と西洋の交わる地、ピデという料理はピザの元だったり、結構ルーツとなっているお料理があるそうだ。
毎年私のお誕生日を手料理でお祝いしてくださるIさんご夫妻に、今日もお招きいただいて、幸せな時間を過ごした。リクエストしたパエリヤはもちろん美味。今回はスペインを含め、エスニックバージョン(!?)トルコをイメージしたお料理も作って下さっていた。ひよこ豆のスープや、ライスプディングも美味しかった!初めて飲んだトルコのお酒は透明なのに水を加えると白濁する。BGMもトルコ風で〜♪楽しいひととき。お返しにベリーダンスをご披露したい気分(笑)だったぁ。

《いただいたお料理の一部です♪》



《トルコのお酒》
4月 6日

《オペラ座の怪人》
トルコ料理のおかげか、行ったこともないイスタンブールの町を歩いている夢を見た。今夜は、なんだか地下洞窟の夢を見そう・・・というのも、映画「オペラ座の怪人」を観てきたから。
ここのところ観たのが「アビエイター」「ビヨン・The・シー」と、実在の人物の伝記映画。今日は全く違う夢の物語に現実を忘れてひたってきた。ざっとあらすじは知っていたが、絢爛豪華な映像、さすがアンドリュー・ロイド・ウェバーの音楽は素晴しく、大きいスクリーンで良い音響で観てよかったと思う。なんてったって「音楽の天使」ファントムが、いいわぁ!
「ビヨン・The・シー」もだが、途中ちょっと長すぎてダレたところがあるけど、エンディングが本当に素晴らしかった。水野晴郎さんじゃないけど、映画ってほんとにいいもんですねぇ〜!
4月 9日
今年は、桜探しの散歩に出かけられないうちに散ってしまいそうな勢いで、一気に花開いた。明日の日曜が最後の見頃で、月曜日から雨だそうだ。
「散る桜 残る桜も散る桜」良寛さんの辞世の句を思い出してしまう。
良寛和尚といえば、ものを話す時にしてはいけないこと10箇条というのを、読んだことがある。
1.言葉の多き 2.口の早さ 3.手柄話 4・よく得ぬことを人に教える 5.ことごとしく物を言う 6.学者くさき話 7.風雅くさき話 8.悟りくさき話 9.親切らしく物を言う そして、10・すべて言葉をしみじみと言うべし
あぁ、耳が痛いこと、いくつも当てはまる。でも、意識しすぎると無口になりそうで、それも、なんだかねぇ・・・
人生修行の先は長い。

《近所の桜も満開♪》

4月14日

《名残の枝垂れ桜》
【満開バージョンは一昨年の写真をどうぞ】click!
昨日は、花冷えのなか深川図書館まで行った。図書館の傍に見事な枝垂れ桜があるのだが、去年も今年も盛りを見逃した。
その図書館で借りてきたエッセイを読んでいたら、鉛筆で随分サイドラインが引いてある。前に借り出した誰かが書き込んだもの。良い言葉の箇所に引いてはいるんだけど、借りてきた本なんだから書き込まずにノートに書き写せばいいのに・・・などと小姑のように思いながらも、今度はどこに引いてるのかな、と多少好奇心も混じりつつ(笑)読み進んでいる。

やっと花冷えの日々から開放された。菜種梅雨の毎日だったので、今日の陽射しは格別にいとおしく感じられる。久し振りに、のんびりゆったり散歩に出かけようか。
4月17日
お誘いいただいたお芝居、劇団若獅子の「月形半平太」を観に、浅草公会堂まで出かけた。初夏のようなお天気の中、浅草の休日の昼間は、まさに人種の坩堝。アメリカ人のカップル、ベトナムの方かなという雰囲気の人達、ヨーロッパ系とお見受けする人、小麦色の肌のグループ、中国語も聞こえるし、、、平和に日本を楽しんでいた。
かたや反日デモを繰り返す上海を思い浮かべてしまい、心が痛んだが・・・(数年前に行った上海の素晴らしさが記憶にあるだけに、悲しくなってしまう。)
お芝居の後には、10数年ぶりにお会いした元SKDのAさんともご一緒にお食事。女3人で話も弾み表に出たら、まだ9時前だというのに、昼間の喧騒どこへやら、すっかりひっそり静かになってしまっている仲見世、浅草は不思議な町だ。
AさんはSKD退団の後、幸せなご結婚をなさっている。今は、歌舞伎の子役指導というお仕事をなさっているそうだ。
日本の伝統を裏で支える大切なお仕事をしている人、後世に伝えていこうと頑張っている俳優さんたち、日本らしさたっぷりの町浅草で、日本人を意識した日曜日だった。
4月20日
ずっと行きたかった映画「ライトニング・イン・ア・ボトル」やっと観に行けた。 良い映画を見たというより、良いコンサートに行ってきた気分。 そのうえ、知らないエピソードも聞けたし、本当に楽しく素晴らしい楽屋裏まで覗けて、1800円は安すぎる!
ラジオシティーの全部、ミュージシャンから客席まで一体になった興奮感がバッチリと伝わってきた。
大トリのB・B・キングが、5、60年代のステージで、ブーイングを受けてせつなかったというお話、ブルースというと黒人を再認識させられるから・・・という言葉がずっしりと重く残った。
今夜はブルースの12小節の繰り返しがいっぱい夢に出てくるといいなぁ♪

HPカウンター【22000】を、本日自分で踏んでしまった。【22222】はあと数日後かな?ゲットした方はお知らせくださいませ〜!
4月24日

《デンドロビウムベリー》

 


《立浪草》
ベランダが賑やか〜〜。デンドロビウムベリー、立浪草、ラヴェンダー、カランコエ、そして、去年札幌から運んできた和製鈴蘭も芽が出始めた。パワーみなぎる季節がやって来た。
パワーといえば、この間行った浅草では、人力車夫ならぬパワフルな人力車婦(!?)がいて・・・体力のありそうな女の子達で、二人乗りの人力車をひいているのに驚いたのだが、最近は女性のパワーがすさまじいと実感した。
今日の午後は、28日の牛込箪笥町区民ホールのチャリティーコンサートのリハーサル。このコンサート、26日から3日間行われ、毎日1部2部通してほぼ30曲演奏されるコンサート。お聴きになるお客様のほうの体力も必要になりそうなのだが、この中の出演者も、男性歌手はほんのひと握り。プロからセミプロまで、女性パワーが全開である。きっと当日も、賑やかで、華やかで、面白い楽屋になるだろう。3日間日替わりで、ピアニストも女性。もしかしたら、客席も女性が圧倒的に多いのでは〜〜!?
4月28日

《牛込ホールのロビー》
今夜は、牛込箪笥町区民ホールのコンサートだった。
区の施設だそうだけれど、まだ新しいのかな・・・とてもスッキリと清潔で大きさもちょうどいい素敵なホールだった。
今回のあばんせ20周年コンサートの収益はユニセフに寄付されるとの事で、客席もほぼ満席で、良かった事!
思ったとおりに、楽屋は賑やかで華やかで、なかなかお目にかかれない歌手さん達ともご一緒で、楽しい夜だった。それに、最後にロビーでお客様をお見送りするのだけれど、懐かしいお顔にもたくさん出会えて、嬉しい夜になった。

明日からは、我が生活も連休に突入する。いろいろなコンサートやお食事会や・・・今年は遠出はしないのだけれど、 JR福知山線の信じられないような大惨事、フランスや福島のバス横転事故など、断ち切られた生命に胸が痛むニュースが続く今、いのちの重さを感じて、連休中に悲惨な事故が起こりませんように・・・と祈らずにいられない。
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