7月 1日
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《本日Open!》
7月1日の今日、新しくオープンするライヴハウス『Liar』
ご自分でも作詞作曲や訳詞をなさる、国見靖幸さんが経営。
若い方にも生の音楽を聴いて欲しいと、シャンソンには限定せずワールドミュージックを提供するお店、そしてチャージも高くしない、と頑張っておられる。

とても細やかな神経を持った方なので、きっと素敵な店作りをしてくださるだろう。
私は7月2日の出演。どんな内装なのか、楽しみ〜〜♪
みなとみらい線の日本大通り駅から3分。JR関内駅からは10分くらい。
明日お時間のある方、是非お越し下さい!
7月 4日
上野の都美術館にオランダ・フランドル絵画展を見に行った。昼ごはん時だったからかすんなりはいれたが、一時間半見終わって表に出たら入場規制されて大行列になっていた。最後に展示されているフェルメールの『画家のアトリエ』の前は人だかり!思ったよりもたくさんの作品数、保存状態もいいし、この絵見たことあるなぁ〜〜と思うレンブラントやルーベンスも生で見られて出かけていって良かったと思える作品の数々だった。
昨日も時間があったので、ふらりと映画館に・・・『カレンダー・ガールズ』を観てきた。
白血病でご主人を亡くした女性を応援する事から始まった、保守的な田舎町での中年の女性達のヌードカレンダー作り。実話だそうだが、女性の友情や行動力がすてきだったし、映画全体の流れが自然で、観終わった後とても気持ちのいい映画だった。こちらの方は土曜日なのに半分位空席、っていうのが残念。
かたやヨーロッパに行かなくちゃ見られない、かたやすぐにビデオになるから待ってればいい・・・という事なのかしら。
《画家のアトリエ》
7月 8日
東京には「人形町」「鍛冶町」「箪笥町」など、人の暮らしや文化などが名前として刻まれている地名がある。
昔はどんな町だったんだろうと想像するのも楽しい。
それが地名変更でどんどん変わってきた。
角筈は新宿の西側だから西新宿、田村町は新橋の西側だから西新橋、霞町や笄町(こうがいちょう)が西麻布。
東西南北以外にも数字で何丁目とくくってしまい、町の顔が見えなくなりつまらなくなってきている。
田無と保谷は合併して、西東京市なんていう字面だけ見たら変だと思うような名前になってしまった。
そんな話題が出た日、うちに帰ったら、我が故郷でも4月に地名変更がされていたというメールが届いていた。
愛媛県の宇和町や城川町が合併されて西予(せいよ)市という地名になったんだとか。
まぁ、東予も南予もある伊予の国ではあるが、なんだか東西南北でくくって欲しくないと思うのは私だけだろうか。
7月14日
7月14日はパリ祭。1789年7月14日にフランス革命が始まり、その革命記念日を日本ではパリ祭という素敵な名前で呼ぶ。7月4日がアメリカ、7月9日がアルゼンチン、独立記念日、革命記念日はなんで7月に多いんだろう?
・・・などと考えつつ、酷暑炎暑の熱波の中飲む冷たいビールが美味しい!
今、ビールとトマトジュースを割る飲み方にはまっている。ビールの相方は、北海道の美味しいトマトジュース『オオカミの桃』。これが抜群に美味しい。「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われるだけあって、リコピンは身体にいいし・・・でも、飲みすぎちゃいそうで、かえって身体に悪いかしら?!
この飲み物には『レッド・アイ』と言う名前がついているが、ビールをウォッカに変えると『ブラッディ−・メアリー』になる。なんとなく言いえて妙、の名前である。
ブランデーを注いだグラスにレモンスライスで蓋をし砂糖をのっけた『ニコラシカ』というカクテルがあって、レモンと砂糖を噛み締めて一気にお酒を飲むという罰ゲームのような飲み方をするのだが、昔はそれもよく飲んだ。
次々とそんな事を思い出すのも、人名が記憶に残るからなのかも。
今年当たり年になりそうな台風にも、随分女性の名前が付けられているが、これは覚えやすいからなのか、それとも女性の恐ろしさを皮肉っているのかな  ・・・そんな訳ないか!
《オオカミの桃》
図書館傍の木立で蝉の鳴き声を今年初めて聞いた。ミーン、ミーン、ジー、ジー、蝉時雨。
そして帰り道には、サルスベリの花がエネルギーいっぱいといった元気よさで咲いていた。木々の緑も勢いがあって、夏真っ盛りの気分になる。
ヒートアイランド現象で、東京の熱い空気が流れていって熊谷の気温がすごいことになってると聞くと、首都圏に住む人間としては熊谷の人たちに申し訳ないと思う。
だからと言うわけではないが、今年はなるべくクーラーをつけずに過ごしている。行水(?)も済んだし、これからベランダに水播きして涼しさを呼び込もう。
ここのところ、映画「デイ・アフター・トゥモロー」と「スイミングプール」を立て続けに観に行って、氷河期を迎えそうな映像やストーリーの怖さに、違った意味で寒くなっていたが、今日はこれからビデオ鑑賞。ウディ・アレンの「ギター弾きの恋」。勿論ビール片手に・・・ 暑いけれど、優雅な休日。
7月18日
《ベランダのレモンバームに可愛い花が咲いた!》
《日陰が恋しい、ありがたい!》
《夏が似合う花もある》
今日の気温は、なんと38度だって。体温よりも高いこんな気温はめったにない、体感したい、と自虐的な気分で(!?)散歩に出かけた。
種田山頭火に「炎天をいただいて乞ひあるく」という句があるが、まさに炎天下、熱波が手を伸ばしてきて身体をくるむ。でも、ここまでの暑さは無いにしても、昔は夏は夏らしくかなり暑かったような気がしつつ歩く。
サルスベリもだが、夾竹桃だの、芙蓉だの、夏が似合って活き活きしている花が目に付く。人間にも夏型冬型があるとしたら、私は夏だろうなぁ。
結構楽しんだ、40分ほどの短い散歩。
橋の上では川風が吹いてきて、あまり暑さを感じない。
でも向こうから来る築地の河岸帰りとお見受けするおじさん、ランニングシャツまで脱いで上半身裸で自転車をこいでいた。うぅ〜〜ん、わかるよ、その気持ち!
向こうから来るのはオジサンで若い女の子ではないのに、「おそるべき君等の乳房 夏来たる」という西東三鬼の俳句を連想してしまった私。
7月20日
酷暑を通り越した獄暑極暑なんていいたくなるような暑さが続いたので、涼しく感じられる。
昔好きだった「ちび黒サンボ」という本の中で、虎がサンボのまわりを廻ってバターになっちゃった〜というお話を思いだした。ほんと、溶けてしまいそうだったここ数日。
寝苦しさは脱したものの、今度はラジオ体操の音量で6時半に起こされる。
こうなりゃ、昼寝するしかないかな・・・ 

パリも去年は40度を超える暑さが続いた事を思い出す。クーラーが普及していなくてお年寄りが亡くなったりした。去年その暑さのために飼っていた猫が死んじゃったフランス人のお友達は、只今ご懐妊中である。彼女にとっては涼しい今年のパリは身体が楽で何よりなのではないかしら。可愛いベビーの誕生が待ち遠しい。

夏大好きで「日野美子」ならぬ「陽の好こ」「火の好こ」なんていわれてる私。暑さのせいにしてボォ〜ッとだらけてないで、暑サニモメゲズ頑張らなっくっちゃ。やらなきゃならない事は山積みだ。
7月23日
《姉宅にあった昔の童話》
7月26日
今朝は通り雨がザーッと降ってくれて、涼しく感じる。
気温も数日前の40度と比べたら、ほんの31度、たかが31度という感じ。
朝早くから(何しろ6時半にラジオ体操の音で目覚めさせてもらっちゃってる)8月のDMのひとこと書きに精出している。

体を動かして汗を流していると、何かやってるような錯覚に陥りやすい。ここのところ頑張ってトレーニングジムで汗かいていたのでなんとなく達成感があったが、他にもやらなきゃならない事がいっぱいある。一番大事で一番難しい、やらなきゃならない事から逃げているような自分がいる。
体に汗も良いけれど、脳味噌に汗をかかなくては・・・ 
がんばりまっしょい!と自分に、喝!!
7月29日
まだ7月なのにもう夏をたっぷり満喫したかのような今年。
風鈴の音、スチールギターの音、夕立の音、涼風を運んでくれそうな音を思い浮かべようとしているが、聴こえてくるのは蝉たちの元気な声。
そして元気な空、元気な植物達。私も元気に夏を乗り切ろうという気分になる。
夕方までの元気いっぱいの空から、夜には久々に傘の登場。かなりの雨脚の中を帰ってきた。

ホームページを立ち上げて丸二年。
去年一年でカウンターの数字は《6573》 そして今年は、さっき見たら《14573》だった。
たくさんの方たちが訪れてくださリ、いろんなご意見をいただく。
楽しみにしていると言って下さるお陰で、それを励みにこちらも楽しく更新が続けられる。
但し、相変わらず掲示板は設置していない私のホームページ。
良かったら、皆さんメールをくださいな!
《唐辛子の花が咲いた》
《昨日の青空》