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12月 1日
今年も師走に突入、はやい事、速い事。
この週末には、近所のスポーツセンターへ行き、トレーニングルームで1時間半ほど汗をかいた。運動は苦手だし嫌いだけど、トレーナーさんが親切に指導してくれて、マシーンも使ってみた。
その後、お酒を飲んじゃわなきゃ、効果絶大なんだけど、ねぇ。美味しいんだ、これが!
でも筋肉痛にもならず、目が覚めた。初日の事ゆえ、それほどハードな運動はやらなかったから、だろうけれど・・・  三日坊主にならないよう、頑張って続けてみようと思ってます。
12月 3日
《今年のボジョレ・ヌーボーは
   確かに美味いっ!》
トレーニングは続いている。少しずつ運動量を増やしているので、今日はちょっと筋肉痛。
散歩しているだけだと汗も出ないけれど、ウォーミングアップのためにベルトコンベアーでただただひたすら歩くと、じわぁっと汗が出てくる。自転車こぎも、そう。あんなものはイヤだと思っていたけれど侮れない。(ただ、飽きちゃうのでブツブツと新曲の歌詞を覚えながらやっているのだが・・・)
ハーモニカも、最近は面白くて毎日触っているが、冬は金属が唇に当たって腫れてしまう。腫れるほど練習したのは久し振り。筋肉痛といい、日頃の練習不足を実感する日々である。
もうすぐ、新しい年。大きな目標を立てても、いつも挫折が待っている。
「出来る事からコツコツと・・・」 来年の目標は、これかなぁ。
《愛する楽器、
  クロマチック・ハープ》
12月 6日
今宵は、歌の先生の門下生が集って忘年会。
全員は揃わなかったけれど、女性と元女性(笑・・・失礼な!)ばかりで、楽しく食べてお話して、(私の場合は飲んで、)良い時間を過ごしてきた。
このお仲間達は、優しい人、思慮深い人、可愛い人、情熱的な人・・・魅力的な人ばかりで、本当に素敵なお仲間である。歌をやってなければお会い出来なかったお仲間。人との出会いは、何事にもかえがたい素晴らしい財産だ、と思った楽しいひととき。
昨日も、別の友人達との忘年会。飲みすぎに注意!が続く私だが、ウコンを飲みつつ、いろんな方の笑顔に囲まれて、嬉しい日が更に(?)続く。
12月10日
良いお付き合いをさせていただいている、大切なご夫妻の息子さんが、最近本を出版なさった。
読み始めたばかりで、まだ最後まで読んでないのだが、優しい童話のような始まり・・・
心安らかになるメロディーや風景が広がってきそうな、ちょっぴり幻想的な内容のようだ。
ご本人は、怒った顔や声が想像できない、心優しく穏やかな、物知りの好青年である。
初めての経験だが、ご本人を存じ上げて読んでいくというのは、とっても贅沢なことだ。
少し早めの、素敵なクリスマスプレゼントを受け取った気分である。
今夜は、寝床で、続きを読みましょ・・・
《青乃唯・作
「黄昏と時の間」》
12月14日
洋の東西の素晴らしい芸術に触れた週末だった。
まずは、渋谷文化村で、棟方志功・生誕100年記念展を見る。
生で見るとやはり迫力満点!自ら「芸業(げいごう)」と呼んだ棟方志功の心の中には、ものすごいエネルギー、集中力が渦巻いていたのだろうな。勢いがあふれ出てこちらに迫ってくる、素晴らしい作品の数々だった。
その後で、映画「サロメ」を観る。
これまた、アイーダ・ゴメスの踊り、カルロス・サウラの演出、音楽、照明、衣装 ・・・見事!である。惹き込まれて見入ってしまった。(こんなにも人間の肉体は美しいのかと思うと、自分が情けなくなったが・・・ )来年、オーチャードホールに舞台も来るようなので、そちらにも是非行ってみたい。
両方共にだが、究められたものをみると、感動で、無宗教の私でも祈りたい気分にすらなった。まさに「魂」が宿っている、と感じた午後。
その後は、入院中のピアニストさんのお見舞いに行って、順調にに回復なさっているお顔にも会えて、とても幸せな一日だった。
12月16日
初めて、高尾山に登った。
都心からすぐのところに、こんなに自然にあふれたところが残っていたんだなぁ。
頂上のロケーションは、視界が広がるという感じではないので、達成感はいまいちかもしれないが、途中の樹齢を重ねた杉木立には、凛とした気配が漂っていた。森に残る天狗伝説もわかる気がした。お一人でお参りに来てる人もいるし、ペットを散歩させている人も・・・
季節ごとにいろんな顔を持つ山、また違う季節にも訪ねてみよう。
その後、行ってみたかったトリックアート美術館でもたっぷり楽しんで、帰ってからは、トリックアート美術館で撮ったデジカメ写真に、また楽しんだ。
気ぜわしい師走にしては、良く遊びよく学び!?良いペースで過ごしている年末だ。
(My Walking Area に写真 Up してます!)
《トリックアート美術館にて》
12月19日
図書館の帰りに道で見かけたご婦人、お着物のおばあさま。手に鮮やかな銀杏の葉っぱを持っていらっしゃる。かたや、この私は手に散歩途中で道ばたで摘んで失敬した(!)ツル系の小さなピンクの可愛い花を持っていた。お互いに、手元を見てにっこり。信号で足を止めた短い間だけなのだが、言葉を交わした、ちょっぴり嬉しい午後だった。
うちに帰ってからは、図書館で借りてきたCDを聴く。その中の「The Christmas Song」メル・トーメのこの曲が、クリスマスの曲の中でいちばん好きだな・・・ でも毎年歌いたいと思うのだが、季節が限られているし、なかなか覚えられない曲でもある。来週はイヴェントで数曲のポピュラーなクリスマスソングを歌う。来年こそは「The Christmas Song」を覚えるぞ!と、いつもこの時期には思っていて覚えられない、駄目な私。
《なんていう名前の
  花かしら?》
12月22日
読んでいた柳田邦男さんのエッセイの中に、素敵な言葉発見!と思ったら、その夜出演の荻窪の『嗣』というライヴハウスのカウンターにおいてある額の中にその詩を発見!普段座らない場所なので、今まで気付かずにいたのだが、こんな偶然は、幸せな気分になってしまう。
サムエル・ウルマンの詩 『青春』 その一節・・・

  青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言う。薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな肢体ではなく、
  たくましい意志、ゆたかな想像力、炎える情熱をさす。青春とは人生の深い泉の清新さをいう。・・・(略)・・・
  霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、悲嘆の氷に閉ざされる時、二十歳であろうと人は老いる。
  頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、八十歳であろうと人は青春にして已(や)む。

なんて素晴らしい詩なんでしょう!
柚子湯で身体も温まり、心の中もぽっかぽか♪ 冬至が過ぎれば、日脚も少しづつ伸びはじめる。
12月26日
今年のクリスマスのステージも、心地よい疲れの中で無事終了。
それにしても、クリスマスカラーの赤と緑、こんな派手な補色は普段は程遠い色なのに、クリスマスになるとポップであたたかくって可愛いと思う。
今年もたくさん、心のこもったクリスマスカードやメールを頂いた。そして、お酒、お花、ケーキ、ぬいぐるみ etc. こんなにたくさん入る靴下はないよ〜〜という位、いっぱいプレゼントも頂いた。
頂戴した癒し系のグッズに囲まれて、あと一息、大晦日まで頑張るぞ。そして、大切な皆さんのお顔を思い浮かべつつ、これからお仕事の合間を縫って年賀状書きに励みましょ。
12月31日
今年最後のステージに行ってきます。カウントダウンは、毎年楽しい瞬間。皆さん明るい顔で集ってくださる。
そういえば、我がホームページも開設してから1年半近くになり、カウンター【10000】が近くなってきた。
年内には無いと思うけれど、新年早々には、カウントダウン始まるのかな?
キリ番【10000】をゲットした方は教えてくださいね。何かプレゼントしたいなぁ。
《2003年最後、大晦日の朝陽》