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7月 1日
人生を色分けして「青春」「朱夏」「白秋」「玄冬」というけれど、時間がたつのが最近はとても速く、白秋から玄冬まであっという間かもしれない、とスケジュールのご案内に書いたら、「少年期」「青年期」「壮年期」「老年期」以外に、もうひとつ「囚年期」(「終年期」じゃなくってこの字)というのがあると教えていただいた。現世での永遠の眠りへの準備期間で、比較的短い期間、つまり死ぬ頃の事だそうな。
青、朱、白、玄(黒)ときたら、では「囚」は、色で言えば何色かしらん?色は「透明」で、ふわっと煙のように消えていけたらいいのに、なんて考えてしまった。
今年も折り返し地点に入った。ほんとに速い。今年の残りの半年、充実した時間の使い方が出来るかな。
さぁ、今日は初めて出演するライヴハウスである。楽しみだ。充実した時間を過ごしてこなくっちゃ!
7月 5日
さっき宇都宮から帰った。20年振りくらいになるかしら、楽しく歌わせていただき、終わってからは飲みに行って、3時頃まで大騒ぎ、久々の二日酔い?!である。
昨日のステージの前には、宇都宮に来たからには餃子だわ!とピアニストの淳ちゃんと、市内いち押しのお店「香蘭」に・・・ 食べている間も、次々にお持ち帰りのお客様が。そして、あっという間の売り切れで、お店はおしまい。メニューは焼餃子と揚餃子と生餃子(お持ち帰り用)のみ、ビールもなくて水だけのお店。焼き揚げ共に美味しかった〜〜!ひと皿が、嬉しい安さの250円也。  
《焼餃子に、よだれがぁ〜》
7月10日
テレビのバラエティー番組にテノール歌手の錦織健さんが出ていて、おしゃべりしているのを見ていたら、口元がタレントの出川哲郎さんとそっくりだなぁ〜〜と思った。それなら声も似てるかも・・・と思う。
テノール歌手では、ジョン・健・ヌッツオさんが、素晴らしくて大ファンだが、どちらかというと私は低めのハスキーな声の方が好きである。人の好みとは勝手なものだ。
こんな声に生まれたかった!と思っても、かなわぬ現実。持って生まれた我が楽器には、限界あり。
自分の持っているものの中で、やりすぎず自然に、言葉をメロディーをフレーズを表現できたら良いなと思う、今日この頃。
7月15日
昨日は7月14日 Quatorze juillet 日本では、パリ祭(良いネーミング!)と呼ばれている。
新橋のアダムスというシャンソニエに、先輩の仲マサコさんとご一緒の出演だったのだが、お客様が昔の『銀巴里』のプログラムがでてきたといって、持ってきてくださった。1982年7月のもの。
目を通すと、21年前の7月14日にも、なんと!仲さんと一緒に『銀巴里』に出演しているではないか。懐かしくいろんな話に花が咲いた。
一昨日読み終えたばかりの、岡本かの子の『巴里祭』のなかに、「六月三十日より前に巴里を去るのも阿呆、六月三十日より後に巴里に居残るのも阿呆・・・」とあって、パリ祭の賑やかな騒ぎや、音が聞こえてきそうな雑踏も書かれているのだが、いつか、7月14日にパリに居る阿呆になりたいなぁ〜と思ったパリ祭の夜だった。
毎年7月、お盆が近づくと、なすやきゅうりで作った牛や馬が篭に入れられて、スーパーに並ぶ。
盂蘭盆会は、東京では7月で、送り火ももう終わったけれど、私にとっては、ひと月おくれの8月が実感のお盆、薮入りなんていう言葉も思い出す。
お盆の頃になると、離れた故郷へ想いをはせてしまう。
瀬戸内には、夕凪、風が止みじわっと汗が浮かんでくる、暑さ堪えがたい時間があるが、それすら懐かしい。

どの家も いま夕凪の 伊予簾 ・・・今井つる女

思えば、我が故郷は、”夏”が一番その街らしさを発揮するのかもしれない。
7月19日
今朝、ベランダの桔梗が、花開いた。
万葉の時代から愛された花、桔梗。白い桔梗だという事で、苗を買った来たのだが、開いてみたら、なんと、紫と白の両方。蕾が膨らむにつれて、白いのと別に、薄紫が透けて見えるのがあって、もしやとは思っていたのだが・・・。
まだまだ蕾がついているので、さて何色が咲くのか、楽しみである。

桔梗の花言葉・・・変わらぬ愛・誠実・従順
7月22日
赤ちゃん誕生のニュースが飛び込んだ、今朝。
お弟子さん、というより、もう、大切なお友達・・・の、出産、初産である。
15日が予定日、パリ祭の日に生まれるといいね、なんていってたのに、なかなか産まれてくれなくって、この一週間やきもきしていた。
無事、昨日、女の子誕生。子供もいないのに、孫が出来た気分。
お陽様が足りないこの頃だが、今日は、とっても明るい気分。バンザァ〜〜イ!

桔梗は、白色が、さらに2輪、開いた。
7月24日
今日で、ホームページを立ち上げて丸一年。
今朝、自分のHPにいってみたら、カウンターが 《6573》 という数字。
自分で増やした分もあるけれど、とても沢山の方が訪ねてくださったものだと、嬉しい一周年である。
これからも、我が相棒 《Dimples1号》 を可愛がって、自分らしさのいっぱい詰まったHP、続けます!
7月29日
《我がパソコン、Dimples1号》