11月 5日
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11月1日、我がパソコンが初入院し、退院してきた。
初期化しなきゃならないか、、、と思っていたが、「持っておいで」の嬉しいひと言、ありがたくお預けした。
心強いドクター(お友達のお友達)のおかげで、なおしていただいたが、ノートンの作用でフリーズしたようで、こちらの頭までフリーズ状態になってしまった。
どうやってなおして下さったのかは、聞いてもさっぱり分らん状態。

連休は、「文化の日」にちなんだわけではないが、国立博物館に行ったり、コンサートのはしごをしたりして、楽しい時間を過ごしたのだが、パソコンのない3日間を過ごしてみて、いかにここの所パソコンに時間を割いていたか、と思う。
これじゃあ、近眼も悪くなるはずだ。肩も凝るはずだ。
大好きな散歩も半身浴も時間短めになって、身体がなまるわけだ。

面白き哉パソコン、ではあるが、少々控えようと思う、今日である。
11月10日
真保裕一さんの本は好きで、よく読んでいたのだが、昨日「ボーダーライン」という作品を読み終えた。
この本は最初ぜんぜん読み進めずに往生したのだが、後半になると一気にページが進んだ。
ハードボイルドの探偵ものなのだが、推理小説というより、現代人の生き方が真面目に考えられた作品で、エンディングの所では、涙うるっときてしまった。
数年前に呼んで感動した、やっぱり探偵ものの、ロバート・B・パーカーの「初秋(Early Autumn)」を思い出した。

読書の秋、ならぬ初冬。お風呂で読書!の大好きな私には、更に、こたつで読書!の加わった嬉しい季節。
さぁ、次は何を読もうか・・・。
11月18日
巷は、すでに、すっかりクリスマスの飾りつけ。
この間遊びに行ったディズニーの世界もそうだが、クリスマスにも、マジックをかける要素がたっぷりあり、好きな季節である。
夢見る頃を過ぎても、まだまだ夢を見ていたい大人達。
自分もその中の一人。

我が仕事を考えたら、ステージで、ほんのひとときでも、聴いてくださるお相手にも、自分にも、ひとふりマジックをふりかけたいのだが、、、これがなかなかに難しい。
・・・そして、マジックの前に、小さな事からコツコツと・・・
一年振りに歌うクリスマスソングのメドレーなんぞを、歌詞を思い出しつつ、ブツブツと口ずさんでいるのが、現実なのである。
11月24日
休日の昼下がりの散歩は、家族連れによく出会う。
今日も、若夫婦に子供達という家族をたくさん見かけた。

その中で、防寒服でコロンコロンの着ぐるみ状態になった、ヨチヨチ歩きの坊やが、覚えたてだろう、「パパ♪パパ♪」を連発。他人の私ですら、めちゃ可愛いなぁと思うのだから、若い父親の胸中はさぞや!である。

人の心の中には、胸がきゅんとなる風景が残っている。
人によって、まったく違うと思うが、私の場合は、ストーブの上で湯気を上げているやかんだったり、雨上がりの畦道の土の匂いだったり、小学校の運動場の片隅の水道から、ポタリ落ちる水だったり、山の上に拡がっている、言葉では言いあらわせないような夕焼けの朱赤だったり、夕凪の港の防波堤だったり・・・普通の風景である。
でも、ポチンとふれると、何故だか泣き出したくなるような風景なのである。

北朝鮮ってなんて国なの!と憤ってみたり、アメリカも変だよなぁ、と首をひねったりするこの頃、このチビちゃん達が育っていって、心に残る情景が、悲惨なものでなくて、心穏やかな風景でありますように、なんて思いつつ歩いた、寒中散歩だった。
(クリスマスのディズニーの様子は、My Walking Area に!)