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嬉しい!
ホームページを開いたことをお知らせした皆様から、こんなにすぐに、たくさんのお返事をいただくなんて!
ありがたいことである。

掲示板を作った方が良いでしょうとか、Mailアドレスを入れればとか、校正したつもりでも、間違いもあって、気がついてくださったりとか、いろいろ教えていただき、ご意見もいただいた。
掲示板は、あまり覗いたことがなく、書き込みも一度もしたことがないので、自信がなく、ちょっと先の事になりそう、、、でもMailアドレスは、すぐに入れた。
励みにして、頑張って更新していこうと思う。

それにしても1日が26時間あったら、もっとこのいとおしい機械(Dimples1号と名付けている)と仲良くなれるのになぁ。
だけど、Dimples1号のおかげで、大暑も乗りきれそうである。      

      

            
8月1日
8月6日
日本列島に、島と呼べるものが約6000あるという。(ちなみに、島の定義は、満潮時でも1メートル顔を出し、なおかつ、そこに1本でも木が生えていることだそうだ。)
そのうちの半分が、瀬戸内海に浮かんでいると聞いて驚いた。

その島々を結ぶ10の橋を通り、みかんの島、レモンの島を越えて、故郷に向かう。
初めてたどる「しまなみ海道」は、小学生の頃の海水浴や、中学生のときの小旅行など、記憶の断片を思い出させてくれた。
数年前の8月の故郷は、水不足で給水宣言が出され大変だったが、今年もやはり水分足らずで、「灼熱」という表現がぴったりの南国の強烈な陽射しは変わらない。
町はどんどん変わっていたが、街に流れるテンポはあまり変わっていないような気がする。

東京へとんぼ返りの、短い夏休みではあったが、懐かしい方言を耳にして思わず顔がほころび、初々しく生真面目そうな若いカップルのデートシーンにまた顔がほころび、セピア色の写真にしたいような皺だらけのおばあちゃんや素朴な子供の顔に、またまた顔がほころび、東京と違った時間の進み方に、タイムスリップの2日間、ひとつ肩こりが取れたような気持ちになって戻ってきた。
8月12日
我が町が、なんだかいつもより浮き立って感じるのは、深川八幡さまの本祭りだからだろう。
本祭りは三年に一度で、今年がその年にあたる。

18日には54基のお神輿が勢揃いするのだが、これが圧巻である。
水掛祭りなので、濡れてもいい格好で、遠巻きに観る。
揉み上げとか差し上げとかいろんな業があるようだ。うまい担ぎ手のお神輿は、房もそろって揺れて美しく、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる。それに掛け声が「わっしょい、わっしょい」なのがいい。

18日の夜には、前にも見て大感激したミュージカル「Fossy」にいくので、この日は昼夜と、和洋の素晴らしい芸に興奮しそう。今から楽しみだ。
そして根が単純な私は、この夜は、おそらく、はっぴなんぞ着て、スウィングする音楽にあわせて、必死の形相で足をあげているような夢を見るんじゃないだろうか。
8月20日
佐倉にある国立歴史民俗博物館に、江戸から明治にかけての装身具展を見にいって来た。
印籠、櫛、笄、帯留、刀装具、煙草入れetc.・・・材料も細工も素晴らしい芸術品の数々である。
身につけることの出来た人は限られているだろうが、実用品とは言い切れない装飾に、よく思いついたなぁというデザイン、100年も前とは思えないほどモダンなもの、ため息だらけで、見てまわった。
「粋」とか「いなせ」に勝負をかけていた時代、その遊び心に、脱帽である。

ものがあふれて、なんでも不自由なく手にはいり使い捨てをする今の時代、もっとこだわりの逸品を求めることも大切なんじゃないかなと、今更ながら感じたひとときだった。
8月22日
知り合いからのお便りに「蟋蟀の音を耳にし、、、」というくだりがあり、あぁそうかコオロギってこんな字だったんだ、と久々に思い出す。

パソコンを始めて何が怖いって、漢字が書けなくなる恐怖がある。
一発で変換してくれる便利さの中で、「ばら」だって「われもこう」だって書けるわいなどと、少々漢字に関しては自信のあった私も、最近では不安の日々である。
人間って、楽なほうに楽なほうに流されていくものだなぁ(私だけかもしれないけれど・・・)最近本当に、脳細胞を使っていないようだ。
ちなみに、ひらがなだけでキーボードを打ってみたら、なんと読みにくく、意味が伝わらないことか。
漢字には、たくさんの意味がつまっている。日本人だもん、言葉、文字には、こだわっていかなくちゃ。

こんなことを考えていたら、2年前に上海で見た漢字を思い出してしまった。
タクシーに乗って巻き込まれた渋滞、隣のバスの横っ腹の宣伝文句に「屁股干干 一夜一片」の文字。ン???何のこと???
にっこり笑う赤ちゃんの写真の傍に大きくカタカナで・・・「パンパース」
よくぞあてたりこの漢字!と思った、旅のひとコマ。
(深川の写真は、My Walking Area に・・・)